僕は君が

ときめきの用例採集

ときめきの用例採集

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先日、はてなさんからクラッカーでお祝いされた。このブログを開設して半年経ったそうな。そういえば、ブログを作ったのは6月だっけ。はてな、キミに決めた。小さな頃ポケモンヒトカゲを即選択したみたいに、逡巡することなく、はてなでのブログ開設を決めた。即決。理由は単純で、私のスマホのブックマークははてなブログで溢れている。はてなを始めても読者登録よりブクマに入れていく方が好き。自分のスマホの中にお気に入りの世界があるのは幸せ。雑記や料理ブログを読み漁れるなんてここは天国。その片隅に自分のブログを作るのは自然なことだった。舞台関連のブロググループがあるのは開設してから初めて知った。ジャンルの網羅が半端ないはてなに恐れ入る。

指折り数えてみると、ブログを書いていないのはAKBヲタだった数年間だけかもしれない。それ以前の、二次創作に励みに励んでるヲタクの頃は、サイトとブログを更新する日々だった。Pixivというフィールドが最初から存在している若人と違って、創作するヲタなら誰もが自分のサイトというやつを持っていた時代。200×40バナーが懐かしい世代。最初に覚えたのは<a href="">のタグ。あ、書いてるだけで加齢しそう。自分がいたジャンルに限って言えば、サイトとPixiv両方を経験した最後の世代かもしれない。ロリポップ、忍者カウンター、jugemブログ、web拍手。ああ、懐かしすぎる。Pixivができたときは何これ画期的なの、どうなの、と戸惑ったくせに、もはや今はpixivの手軽さが染み付いていて、恐ろしいぐらいにタグを忘れてる。人間、使わなければ忘れていく生き物。それでも、とある作家さんのマンガを手に取ったときに浮かぶのは、その人の遥か昔のサイト名だったりする。もうそのサイトも今はないのに。

久しぶりにブログを書こうと決めたのは、今年の春、自分が過去にしたためていたブログを覗いたのがきっかけだった。その頃の全てを捧げていた原作とキャラクターへの感想(妄想)をひたすらに書き散らかしていただけのブログだけど、読み返していてびっくりするぐらい愉快で、愛おしくて、時計の針が自然に戻された。原作のただの一コマから1万字以上妄想したり、宗教行事のように誕生日を祝福したり。過去の自分の熱量を後から読み返すという娯楽。本人だからこそ味わえる楽しさを目一杯謳歌。時々、自分自身が滲んでいる記事もある一方で、うそもほどほどに織り交ぜていた。ほんとうのことだらけはだめだよ、危ないよ。インターネットの危うさを教えてくれたのは、年上のおねえさんだった。その教えを忠実に守ったかつての自分がついたうそ。今の自分はきっといくつかは見破れないまま読み進めてただろう。時計の針は実際には戻ってない。

このブログは4代目、のはず。過去と違う点は、私の中で初めての、独立したブログだということ。サイトのサブコンテンツではなく、ブログそのものがメイン。ブロガーみたいだ。くすぐったい。そんな感覚だったのは最初の一ヶ月だけ。今はもう、観劇がメイン、ブログがサブという思考になっている。だから、こうした雑記を書く方がくすぐったい。それでもこのブログには「ときめきの用例採集」の役目を任じているからあれこれ書きたいところ。ときめく、ときめかない。断捨離のときの判断基準のよう。自分のときめきって意外と把握できてないかも、と気づいたのは過去のブログを読み返してるときだった。とあるものに何度もブログで触れていて、この頃から好きだったんだな、と今さら気づく。ときめきの再確認。ちなみに、「用例採集」というのは『舟を編む』で学んだ言葉。国語辞典を編纂するにあたって辞典に収録する言葉をピックアップし、その言葉が実際にどのような場所でどんな風に使われているかを記録して集める作業、のこと。私も、自分の脳・心臓が、一体何にときめきを覚えるのか採集していけたら。
自分で自分にご褒美をあげてご機嫌に生きていきたい。自分で自分をメンテナンスして歩いていこう。大人になった今だからこそできる。ときめくものをご褒美にしたい。ときめきがあるだけで、落ち込みを一瞬でも忘れられる。アイドル、同人活動、ハイロー、握手会、登山、ライブ、短歌、舞台。今この瞬間に猛烈にときめいてるモノ・コト・ヒトを記録したい。書き散らかしたい。それをまた後で読み返して思い出に浸りたい。現在進行形での娯楽で、未来での娯楽にもなり得てくれるんだからブログって最高だな~~~!はい、つまるところ、ブログ最高、と言いたいだけでした。

「好き」の対象は多くても損はない。心を割くものが多いことは疲弊に繋がるかも、と一時期敬遠していたけれど、自分に限って言えばそんなことはなかった。根っからのミーハー気質。軽率に好きなものが増えていくのはこの上なく心が踊る。これからも、自分のときめきの用例採集として、あれこれブログに書き連ねたい。

過去の私へ。現在の私は何と、イケメンの見分けがつかないから無関心だったはずのLDHのドラマにときめいてます。未来の私へ。今は何にときめいてますか。