僕は君が

ときめきの用例採集

8/27に『氷艶 破沙羅』が待望のTV放送~~~!

www4.nhk.or.jp

8/27(日)22:50から、5月に公演していた『氷艶 破沙羅』がNHK BSプレミアムで放送されるので、お勧めポイントを書き連ねていきたい。と思ったらすでに素敵すぎる記事が!もうこれで十分ですね!分かりみしかない記事で同意の首振りで頭がもげそうなので初めて他ブログさまの記事を貼り付けてみます。この記事を上げる前に気がついてよかった!タイミングがアレなのですがちまちま書き進めていたものがちょうど出来上がったので、一応こちらも投下します~~~。ただ、この記事を読まなくても、リンクさせていただいたブログさまの記事で確実に魅力は伝わるはず。プレゼン資料素敵過ぎる!

e-desutomo.hateblo.jp

 

 

まず、あらすじはこちら。

この物語は、清けき光に包まれて現れた女神が、少年に見せる夢物語である。少年が見る夢の世界は、神話の時代の日本を舞台に歌舞伎の善と悪のキャラクターが戦うという物語である。

遥か遠く昔。神代の時代。天からこの地に天下った瓊瓊杵尊ニニギノミコト)は木花開耶姫コノハナサクヤヒメ)と恋に落ちる。木花開耶姫の姉、岩長姫(イワナガヒメ)は二人を妬んで、歌舞伎の世界の大敵役の仁木弾正(ニッキダンジョウ)を呼び出し、瓊瓊杵尊木花開耶姫を闇の国に閉じ込める。瓊瓊杵尊の家来の猿田彦(サルタヒコ)は、悪を倒して二人を助ける為に、歌舞伎の世界の、そして日本史の英雄である源義経(ミナモトノヨシツネ)を呼び出だす。源義経は想い人の静御前(シズカゴゼン)を歌舞伎の物語の世界に残して現れる。そして、神代の世界を舞台に、義経と仁木という歌舞伎の善と悪のキャラクターが対決する。

歌舞伎の世界で同じ舞台に立つことのない善と悪のキャラクターが、時代すらもひらりと飛び越えて戦うという、全く新しい歌舞伎作品で歌舞伎とフィギュアスケートが一つになることによってはじめて生み出されるまったく新しいエンターテインメントである。

 

氷艶 HYOEN 2017 破沙羅 | 2017.5.20sat 5.21sun 5.22mon


はて?とこのあらすじを初めて読んだとき私はイマイチよく分からなかったのですが、要はFGOの英霊召喚だなと。時代なんてお構い無しだ!大丈夫、『ドリフターズ』やFGOなどでヲタクそういうのに鍛えられてる!
姉妹である岩長姫・木花開耶姫両方を妻にしておけば永遠の命と花のような栄華の両方を手にできる状況で、木花開耶姫に一目惚れをした瓊瓊杵尊が姉の岩長姫を置き去りにして二人で駆け落ちしたことが全ての始まり。その恨みから復讐を決意した岩長姫「ここは悪の権化、仁木弾正召喚するしかない」。そうして生まれた悪陣営に立ち向かうべく、善陣営代表の猿田彦義経呼んで対抗しちゃうぞ!」といった感じ。義経、キミに決めた!ここで召喚のために猿田彦義経の一番の家臣、弁慶に姿を変えて祈りを捧げるんですが、この辺りは考えるんじゃない感じろ!でした。猿田彦の幼な妻の天鈿女命が納得しているんだからこちらも納得するしかない。とにもかくにもこういう経緯により、善悪に分かれた神々が英霊を召喚して勧善懲悪のスーパーヒーロー対戦が氷盤で繰り広げられていきます。そう、氷盤で!中盤以降、復讐よりも義経公をいたぶることに夢中になりすぎてませんか?と岩長姫に対して若干の疑問がもたげるけれど、実際に観ているとその気持ちが恐ろしく納得できるのです。髙橋大輔さん演じる義経公の端正なお顔が苦痛に歪むのってなかなか見ものと言うか……美しすぎるというか……ごにょごにょ。ストーリーに関してはあらすじに書かれたものがほぼ全てで、ネタバレに該当しそうなものは少ない(と思う)ので、ここから先では登場人物にも触れていきます。

 

おすすめポイントその1、登場人物全員最高!

巷で流行りで、現在進行形で私もハマっているハイローのキャッチコピーを拝借すれば、全員主役!『氷艶』の登場人物たちもまさに全員主役といっても差し支えないほどにキャラが濃い!!!何と言っても英霊召喚なので歌舞伎界や神話世界ではレジェンド級のキャラが登場します。特に語りたい方々を数人だけご紹介。一枚だけ写真を引用させていただきますー。

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歌舞伎とフィギュアスケート、史上初のコラボレーション! 「氷艶 2017 破沙羅」フォトレポート。(19)|ライフスタイル(カルチャー・旅行・インテリア)|VOGUE JAPAN

源義経ポニテの髙橋大輔さんの麗しさはまさに主人公。正義・善・勇気の象徴であることに全く疑問を抱かせない素晴らしさたるや。まず、端正なお顔×ポニーテールは正義。この組み合わせが嫌いな人はいないでしょう!と完全なる偏見で語りますが、この義経公が自由自在に氷上を疾走するのです。ポニーテールを靡かせて。舞うのです。麗しい衣装を翻して。ため息が零れ落ちるぐらいに貴公子感が半端なく、静止状態の写真でこの完璧さなのですが、動いている姿はさらに数倍素晴らしくて平伏すしかなくなります。スピード感が桁違い。テレビ放送でもあのスピードはきっと伝わるはず。次に殺陣。スケーター陣は殺陣をしないだろうという自分の事前予想は大きく外れていて、義経公は殺陣を驚くほどされていて恐れ戦きました。刀を構えて勇猛果敢に悪の陣営に斬りかかります。身体を使っての表現を長年されていたからか殺陣も美しく、しかも、そのときにポニーテールが乱れるという色々な意味での眼福。惜しむらくは、ポニーテールが解けなかったことぐらいです。ポニーテールは解けてこそ……!という性癖ゆえの単なる願望ですが。最後にダンス。とある場面で披露されるダンスが圧巻の一言。今回のテレビ放送を録画したら一時停止しながら何度も観るんだ……と今から楽しみ。三味線まだ続くの?まだまだ踊るの?と一瞬も目が離せません。ここで「ダンス」と表記しているけれど、「舞い」と記載した方がふさわしいのか悩むぐらいに和と洋の融合のようなものなのです。この辺りは言語化が難しいのでぜひともその目で目撃してもらいたい。ちなみに、この振り付けを考えられた東京ゲゲゲイが11~12月の『ロッキー・ホラー・ショー』の振り付けも担当されるそうな。「日本初」を連発してスケート界を牽引してきたイケメンスケーターさんってぐらいの知識しか持ち合わせてなかった私が、『氷艶』の次の舞台『LOVE ON THE FLOOR 2017』も好奇心で観に行ったぐらいに凄まじいダンスでした。

仁木弾正。悪の華を生き生きと演じている市川染五郎丈がまあ愉しそうなこと!ドクロyearなのに『髑髏城の七人』のどのシーズンにも染五郎丈が出演しないなんて嘘でしょ?と打ちひしがれている方には、この仁木弾正を心底見てもらいたいです~~~。仁木弾正はそもそも歌舞伎世界では悪役の代表格であり、悪ければ悪いだけ魅力的だと実感できる稀有な悪役。そんな仁木弾正を染五郎丈が演じるのだから最高に決まっています。間違いないキャスティングすぎる!半端じゃない!悪陣営の宴シーンも悪の手下を従えて義経公を迎えうつ姿もどれも推せるのですが、仁木弾正がアリーナ周辺を真っ赤な舌を出して周回するシーンが私の中では本当に最高オブ最高。アリーナ席で間近で観たという状況にも大きく影響されているけれど、こればっかりは仕方ない。私がジャニヲタだったら「舌出して」ってハートつきでうちわ作ってるところです。自然とHOOOOOOO!って声が出たんですよ……本当にTHE悪の華なのですよ……。自分を召喚した今作の悪役ヒロイン(?)岩長姫とは意外と仲良しで、リンクを挟んだスタンド席から二人で楽しそうに喋ったりします。ものすごく艶めいている仁木弾正の声にうっとりしたので、テレビ放送の際にはそこも注目してもらえれば。

善四天王。このネーミングは勝手につけたものです。大島淳さん、佐々木彰生さん、蝦名秀太さん、鈴木誠一さん。義経さまをお守りするぞ!といった感じに正義のヒーロー的登場をしたこの善四天王。初見時はアイドル降臨なのかと思うほどにキラキラしていて、大歓声の中氷上に舞い降りた戦隊ヒーローすぎました。この四人の中では、粋でいなせな江戸っ子の代表である鳶頭彰吉を演じられた佐々木彰生さんに目が奪われて、幕間でお名前を急いで調べるぐらいに素敵でした。金のメッシュが少し混じった髪が目印です。

天鈿女命。男性陣ばかりを紹介してきたけれど『氷艶』での推しを紹介。村上佳菜子さん演じる天鈿女命です。ひたすら可愛い、の一言。一挙手一投足全部可愛いのです~~~。あの天照大神が天の岩戸に閉じこもったときにその前で踊って岩戸を開かせたという伝説を持つ舞の名手、天鈿女命。『氷艶』の世界では猿田彦(その後弁慶になるけれど)の奥様なのですが、何歳差だよ!幼妻羨ましい!とどうしても思ってしまいます。天鈿女命は武器として鎌を構えることが多いのですが、鎌があんなに素敵な武器に見えるなんて天使。女神だけど天使。スーパーヒーロー大戦なのでもちろん(?)弁慶が危機に陥るシーンがあるのですが、そのときにおろおろと動揺している姿が本当に旦那様思いです。猿田彦と末永くお幸せに、とその愛らしさを見ていれば絶対に思えるはずなので天鈿女命の全てをお見逃しなく!

 

おすすめポイントその2、歌舞伎×フィギュアスケートの融合!

『氷艶』をこの目で観るまでは、歌舞伎とフィギュアスケートというかけ離れた存在同士でのコラボなんて未知数すぎて、混ぜるな危険では……?と思っていたのが正直なところ。何故観に行ったのかと言うと、染五郎丈ご贔屓の母が急遽行けなくなった代わりに、空席を作りたくない!というヲタクあるあるな理由で代理として召喚された立場だったのです。ちなみに、『氷艶』のチケット料金、アリーナ席26,000円なり。『氷艶』に興味津々でもチケット代金に尻込みして自分では確保していなかったので、母から譲り受けたチケットで怖いもの見たさぐらいの気持ちで恐る恐る代々木へ。歌舞伎は少し知っている程度、フィギュアスケートは全く見たことがないレベル。そんな初心者が『氷艶』を観て楽しめるのか?そう思われそうですが、結論としてものすごく楽しめました!!!「想像も限界も、あざやかに超えていく」というキャッチコピーが『氷艶』パンフレットには記載されているのですが、まさにその通り。歌舞伎×フィギュアスケートの融合なんて謳ったところで、歌舞伎は歌舞伎で、フィギュアスケートフィギュアスケートでしょと思われそうですが、『氷艶』は氷上だけが舞台なのです。開演前に撮った写真がこちら。

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場面によっては歌舞伎役者もスケート靴を履き、スケーターもスケート靴を脱ぐという徹底振り。歌舞伎役者そこまでするの!?スケーターそこまでするの!?という両方の衝撃がずっと押し寄せます。これぞエンタメ!って感じの何でもありの歌舞伎とフィギュアスケートの合わせ技には平伏すしかない。本当に限界が取っ払われています。スケヲタ掛け声はHooooooo!だと客席でお隣だった髙橋大輔さんファンの方に教えてもらったんですが、自然とこれを言いたくなる。盛り上がりが半端ないのです。
歌舞伎といえばこれでしょ!と思うものありますよね?『氷艶』でももちろん見せてもらえますよ!スケート靴での六方や宙乗りや毛振り!!!本当に圧倒的エンタメです。生で観れば無意識に歓声が漏れてしまうほどの楽しすぎるエンタメなのです。ちなみに、染五郎丈も石長姫を演じる市川笑也丈も高所恐怖症です。どういうことだってばよ!?状態です。高所恐怖症でも頑張っちゃう染五郎丈。\高麗屋!/文字では伝わらないと思うのでゲネプロ写真などを引用して貼らせてもらいたいのですが、この辺りは静止画よりは絶対に動画で初見は観る方が盛り上がれると思うので、8/27はぜひNHK BSプレミアムを。NHKの回し者かと思われそうですがここまで想像も限界も鮮やかに超えていってくれたエンタメは一人でも多くの方に目撃してもらいたいのです〜〜〜。

 

おすすめポイントその3、衣装とヘアメイク!

何と『氷艶』のアーティスティックコンサルタントはVOGUEジャパンのチーム!あのVOGUE!?義経公の写真を一枚引用として貼らせてもらっていますが、どなたの衣装もヘアメイクも素敵すぎるのです。単純に着物ではなくドレープを効かせた衣装が多い気が。男女問わず華やかで艶やかでVOGUEさまの方に足を向けて寝られないレベル。氷上で全員揃ったときの色彩の美しさがお見事。アーティスティックコンサルタントってすごい。衣装では特に女神稲生(荒川静香さん)、木花開耶姫浅田舞さん)、静御前鈴木明子さん)が大好きでいつまででもパンフレットを見ていられそう。ヘアメイクは、歌舞伎だからといって白塗りや隈取りをしているわけではなく本当に斬新なもので、一人ひとりコンセプトが違うことがはっきりと伝わってきます。例えば義経公の目の周りが紅で縁取られているんですが、これがまた義経公っぽいというか似合いすぎていて、ここでも最高としか言えなくなります。最高って言葉以外言えなくなった生き物かな???VOGUE側の舞台裏はこちらで少しだけ語られています。

www.vogue.co.jp

 
DRUM TAOによる和太鼓の迫力のある音楽とチームラボによるプロジェクションマッピングの映像演出も当然お勧めポイントです!音楽と映像はテレビ放送で改めて注意して観なければ。 『氷艶』のテレビ放送をここまでお勧めする理由としては、推測ではありますが、再演が今のところ見込めていないだろうことが大きいです。ここまで長々と熱く語るほど面白かったのに次があるか分からないというこの状況下、映像とはいえ観れる機会があるのは素晴らしいこと!観終わった瞬間、これDVD発売しないんですかね?とお隣さんと語り合ったほどに圧倒されたエンタメがこの数日間だけしか観れないなんて勿体なさすぎる!スケーター陣のご予定はフィギュアスケート界のスケジュールを把握していないので分からないのですが、何と言っても市川染五郎丈が親子三代同時襲名で再来年ぐらいまで予定がみーーーっちり詰まっているのです。2018年歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」「二月大歌舞伎」を皮切りに各地の大劇場や地方へおよそ二年間に渡って巡業するはずなので、お近くの劇場に来た場合はそちらもぜひぜひとさりげなく宣伝。もう少ししたら、染五郎丈じゃなく幸四郎丈になるのか……。襲名披露は当然応援しているし、恐らく母と一緒に観に行くと思うのですが、『氷艶』再演が少なくともこの期間には確実に難しいという現状。だからこそ、『氷艶』の再演がいつか発表されたときには、先日観た方々以上に多くの方に喜ばれると嬉しいなと、今回ものすごく楽しんだ身としては思うのです。要約すると、氷艶面白すぎるから観てください、の一言に尽きます。それだけのためにここまで長く語るという。氷艶、とGoogle検索に打ち込んだときに予測候補として、「氷艶 チケット 完売」って次は表示されるようになってほしい〜〜〜。もっとも、染五郎丈のパンフレットインタビューを読んでいる限り、次の機会があるとしたら再演という形ではなくまた新しいものを見せてもらえそうな予感も。染五郎丈、本当にとてつもない発想力と実行力なので!(染五郎丈ご贔屓の間では「頭がおかしい」は素晴らしすぎる褒め言葉)
 
とりあえず、NHK BSプレミアムで8/27(日)22:50から放送される『氷艶 破沙羅』でぜひとも異界の銀盤の目撃を!ネタバレだらけのtwitterで吐き出した感想まとめはこちら。

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