僕は君が

ときめきの用例採集

『人狼TLPT×宇宙兄弟』

8/6、『人狼TLPT×宇宙兄弟』第17ステージを観に行ってきたので感想を。
人狼TLPTの名前は数年前から聞いたことがあるけれど観るのは初めて!今回、宇宙兄弟とのコラボ再演なので内容的に取っ付きやすいかと思って初めて行ってみた。ダブルチーム制らしく、8/6第17ステージで千秋楽のキャスト陣も多かった模様。私のスペックとしては、一時期週1~2ペースで初対面の人たちとプレイしていたので人狼のルールやある程度王道の立ち回り方は把握してる程度。初心者から脱せないままだけれど。好きな役職は猟師、苦手な役職は狂人。今回の人狼TLPTでは「狂人」ではなく「狂陣」表記だった。一緒に観に行った相手は以前にテレビでしていた「人狼~嘘つきは誰だ?~」を観ていたぐらいの知識はあり。こんな初心者二人で人狼TLPT×宇宙兄弟に行ってきた!ここで人狼の基礎知識を人狼TLPT公式サイトより引用。

人狼」ゲームは、味方になりすましたウソつきを会話で見つけ出す10名前後から楽しめるパーティーゲームです。
プレイヤーは、全員とある村の住人として振る舞いますが、その中の何名かは人狼役で、村人に化けて村を滅ぼそうとしています。
村人たちは毎日、発言や仕草を頼りに見分けのつかない人狼を探し、多数決でもっとも疑わしい 1名を人狼とみなして処刑します。一方、人狼たちは人知れず毎晩誰か1名を選び餌食にしていきます。
こうして昼と夜が繰り返されて犠牲者が増える中、人狼をすべて処刑できたら人間の勝利。それよりも早く人間を減らし、生存者の半数を人狼で占めたら人狼勝利
人狼や人間の他にも、夜に人狼を見つけることができる予言者や、昼間に処刑した相手が人狼だったか分かる霊媒師など数多くの役割があり、これらはプレイ開始前に配られたカードによって決 まります。
そのため、同じメンバーで遊んでも毎回異なる展開を楽しめます。
人狼は巧みなウソで、人間は的確な推理で、会話を通じて仲間を説得し相手を追い詰めていくのが「人狼」ゲームの醍醐味です。

「人狼」ゲームのルール | 人狼TLPT


場所は新宿シアターサンモール。座席にある程度の傾斜がついているので見やすくてよい。当日券も出ていたようで中通路にパイプ椅子が置かれていた。ロビーが比較的狭いので物販は結構ごった返していて、人狼TLPTにもブロマイドってあるんだ~とカルチャーショックを受けた。ロビーのテーブルにさりげなく、人狼初心者ガイドというプリントが置かれていたのでそれを熟読。人狼をプレイしていたときに集まるのは男性が多い印象だったので人狼TLPTのメイン客層も男性かと勝手に予想していたけれど、見事に男女比半々ぐらい。年齢層も幅広くて、人狼TLPTって大人気なんだと開演前からひしひしと感じた。
開演15分前から今回の人狼ルールについてレクチャーあり。これが分かりやすくて助かる~~~。最前列のお客さんとの掛け合いにも笑った。隣の玄人っぽい男性が白紙の用紙にいっぱい線を引いていて、何されてるんだろうと横目にこっそり見ていたところ、日別に吊られた人・襲撃された人、誰が誰に投票したかなどを把握してると推理に便利だから簡易メモを作ってると教えてもらった。早速、プリント裏側に線を引いて真似。その節はありがとうございました。実際に対面で人狼をプレイしているときは頭でひたすら記憶して考え尽くすしかないので、メモを取って推理・分析するのが新鮮だった。まあ、本編中は当然真っ暗なので、慣れてない私はメモに全く上手く書き込めなかったんですけどね……。難しい。

“誰だって、自分が一番宇宙飛行士になりたいと思ってるに決まってる”

2016年7月に上演され、原作ファンからも喝采を浴びた「人狼TLPT X 宇宙兄弟」が帰ってくる!
南波六太、伊東せりか、真壁ケンジら宇宙飛行士を目指す13人が挑む「有人閉鎖環境滞在試験」。
予期せぬトラブルが連続する中、最後の課題として彼らは《人狼》ゲームに臨むことに。
原作コミックで描かれたエピソード(3巻-5巻)をベースに、千変万化の物語がアドリブで紡がれます。

はたして、誰が宇宙飛行士に選ばれるのか?

 

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すぐに人狼ゲームが開始するのかと思っていたところ、原作コミック3~5巻辺りがまず簡潔にストーリーパートとして展開される。なるほどー、原作未読でも宇宙兄弟の世界観に入り込みやすい。舞台にはオリジナルキャラも登場するので、原作派もそれぞれのキャラの性格などをここで把握できる。体感時間的に20~30分ぐらいしてから、「宇宙飛行士にふさわしい2人を選ぶための閉鎖環境試験の最終課題」として人狼パート開始。ストーリーパート冒頭で原作通り二つのチームに分かれたからどうなることかと思ったけど人狼ゲーム自体は13人全員でプレイ。ムッちゃんとケンジが分かれちゃうのかと焦ったからほっとした。宇宙兄弟での推しは真壁ケンジです!ムッちゃんの親友で、既婚者で可愛い娘がいて、アツいアツい青春男!13人全員横並びになって「人狼TLPT×宇宙兄弟」と一斉に声を張り上げるところは高まった~~~。その後、自己紹介として一人ひとり自分の決めセリフ(?)的なものを言っていくシーンがあって、ああ、こういう演出好き……。

本編の感想といっても人狼の詳細について書けるほど精通していないので、舞台の進行方法や推理提出などについて。人狼は昼・夜を繰り返して進行する必要があるので、舞台ではそれをどう演出するのかと最初から期待していた。人狼TLPTでは昼で吊られる(=処刑される)一人が選ばれた後、その人が弁明&今後の手がかりなどを話してから下手に退場。続いて、舞台上の全員が上手に捌けていく。そうして、夜の時間になり、MCさんと昼で吊られた人が揃って舞台上に。で、吊られた人は役名とご本人のお名前を挨拶といった流れ。
昼と夜の緩急が凄まじくて笑ってしまった。だって、数分前に真面目に弁明してた人が夜の場面ではジャンプしながら登場とかするんですよ……。あれって宇宙兄弟のムーンジャンプを意識してたのかな?何これ全員可愛いかよ……ってニヤニヤしてしまった。昼の議論はどうしても白熱したものになるし(初心者が人狼プレイするときにありがちなギスギス感はないけれど)、吊られた人の最後の一言タイムでは弁明だけじゃなくキャラとしての宇宙飛行士への思いも語られてエモいから、夜の弾けた雰囲気は癒やしになってよかった。夜ではヒントとして、吊られた人が本当は何だったのか(人間or人狼など)を教えてくれるんですけど、客席の反応で舞台袖にいる生存メンバーにネタバレをしてしまってはダメなので、こちら側は発する言葉を決められていて。襲撃されて脱落したムッちゃんのときは、ケンジの真似として「ぁムッちゃん」と言うように観客はレクチャーされて大笑いしてしまった。ケンジ役の渡邊隆義さんはムッちゃんを呼ぶときに小さい「あ」をつけてるそうで、キャスト陣の間でその物真似が流行ってるらしい。ほ、微笑ましい~~~。
3日目の夜は、観客が人狼、狂陣、預言者、霊媒師、猟師を予想した投票用紙の回収タイム。3日目までに脱落したキャスト陣が回収してくれる。ここで衝撃だったのは、投票用紙を回収してくれる人を指名してもアリっぽかったこと!「南波六太さん、ご指名でーす」って他キャスト陣から言われたムッちゃんが小走りでそちらに向かっていて、何この優しい空間……って震えた。私も偶然、ケンジ役の渡邊隆義さんに回収してもらえたので最高オブ最高。

一応、人狼ゲームの感想。傍観者として舞台を観ているので、議論を他方向へ向かわせようとさりげなく誘導する人、場を掌握しようとする人が比較的分かりやすく、その人の発言内容について熟考することができた。でもこの見方って若干メタ的だよなぁ……と思いつつ、人狼3名の予想は正解したので終演後にプレゼントをもらえた!嬉しい!今回は人狼がほぼ吊られていたのもあって38名もの方が正解だったそう。私は猟師の予想が外れていたのでパーフェクト賞は貰えず。猟師の予想って難しすぎる~~~と負け惜しみをここで書いておく。あ、13人村でも3日目にほぼほぼ勝負がつくんだ、と観ていて意外だった。これ、人狼側の反省会も観てみたくなる。第17ステージで個人的MVPは、狂陣の森本未来さん。いやー偽預言者として場を引っ掻き回していてすごかった!これぞ狂陣!さすが人狼TLPT はサービスが行き届いていて、それぞれのステージの流れを全てプレイログとして公開してくれている。預言者CO、霊媒師COなども記載されている。欲を言えば、誰が誰に投票したかも見れるといいな。私が観に行った第17ステージのプレイログはこちら。

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第17ステージは人間側勝利だったけれど、人狼勝利のステージも観てみたくなってくる。これが沼か。次の東京公演は10/27~29にニコファーレ。チケット獲りそうな予感しかない。