僕は君が

ときめきの用例採集

ミュシャ展

6/2金曜日に、6/5で終了のミュシャ展に滑り込み。国立新美術館は金曜だけ20時まで開館してるそうで恩恵に与る。f:id:se__shi_ki:20170609071651j:plain

17時前に到着した時点で待ち時間70分とのアナウンスだったけれど、一か所に3分以上立っていた記憶がないぐらい列はスムーズに動いてた。動いてさえいればストレスを意外と感じないものだと学んだ。実際は、4550分ぐらいで入れた気がする。電子チケットでも半券を貰えるのが嬉しい。

 

このミュシャ展で、ミュシャに持ってたイメージが覆された。今までのイメージといえば、美!花!ミュシャの描いた美麗な女性を手元に置いておきたくて、アマリエのチョコレートをバレンタインフェアのときに自分用に買い込んだ思い出。アマリエのチョコレート缶にはミュシャの絵が印刷されてるのです。

 

チェコの辿ってきた歴史をほぼ知らない自分だけど、スラヴ叙事詩を見れてよかった。こんな機会は次にあるか分からないって言葉に背を押されて見に行ったから、ネットのあちこちでそうこぼしてくれた人たちにお礼を言わないと。

スラヴ叙事詩は圧巻の一言。まずスケールに圧倒される。これを一人の人間が16年も費やして描いたなんて。次に、名もない人たちの瞳に見据えられる。ポスターに描かれてた美女の流し目とは違って、スラヴ叙事詩の中の人物は目を見開いてこちらを見つめてくる。

スラヴ叙事詩の中だと「原故郷のスラヴ民族」と「スラヴ式典礼の導入」に惹かれた。会場を一周した後はこの二枚の間を満足するまで交互に行き来してた。絵の前で立ち尽くす人が周りには多くてすごく見やすかった。絵が大きいから少し離れた位置からでも十分に見れる。眺めるというか、惹き込まれる。「スラヴ式典礼の導入」で輪を持つ青年が、スラヴ民族が支配から逃れたことの象徴と記載されていて、この逞しさはそういうことなのかと。骨太なイメージなんてミュシャに今まで持ってなかった。青年が巻いている腰布の文様が可愛い。チェコのものなんだろうな。

アール・ヌーヴォーのポスター展示エリアは熱気が溢れてた。優美!流麗!ミュシャの描く女性って、髪を指で梳きたくなるし肌に掌を滑らせたくなる。柔らかそうな質感がすごい。このエリアの行列は凄まじかった。

 

会場を出たらそのままショップという配置だったけど、レジ6台って正気ですか!???と二度見。来場者数に対して防御力が低すぎる。狂気の沙汰。会場のスペース的に仕方なかったんだろうけど、会場よりもショップの方が色々地獄だった。ポストカードを選ぶだけで位置取りがここまで大変なんて。

無事にポストカードやクリアファイルを買い込んだ後、どこかで見たことあるなとカフェを眺めてたら、「君の名はだ」「DVD出るね」って会話が隣から聞こえてきて、もやもやする間もなく答えをいただいてしまった。そうか、君の名はか。奥寺先輩が好きで好きで好きで、その声の主である長澤まさみさまを堪能できるdTVのあのCMの続編を今か今かと期待してる。あのCMは奥寺先輩を思い出す。相変わらずのん気だねぇ、って奥寺先輩言いそう。高橋一生の声が醸し出す親密ゆえのふざけた感じは表彰ものでは?何もかもが好きすぎてCMをリピート再生してイヤホンで声だけ聴いてる。そう打ち明けたら、すごく気持ち悪いものを見る目で見られた乃木坂駅前。

 

ミュシャ展はたいそう素敵でした。