僕は君が

ときめきの用例採集

行ける工場夜景展 2017

夜の街は好きだけれど、夜景にはあまり思い入れがなかった。函館や長崎で、名所なら行ってみるかーと行動こそすれ、日常生活の中で自分の外出の目的地に「夜景」を設定することはないままここまで来た。工場夜景が話題になってるというのも数年前に聞いた覚えがある程度。工場夜景目当てのクルージングにも行ったことがない。それでも、たまたま目に留まった写真に強烈に惹き付けられたものだから早速行ってみた。浅草橋のギャラリーで開催中の「行ける工場夜景展 2017」!

 

工場夜景は、“見る”から“行く”へ

数年前の工場ブーム以来、工場は新たな鑑賞スポットとして定着しつつあります。なかでも夜景の美しさは群を抜いており、装飾されていない、ありのままの美しさは見る者を圧倒します。
本展は、そんな「工場夜景」の合同写真展です。最大の特徴は、実際に“行ける”工場だけを集めている、という点。工場夜景がもつ美しさを、写真だけでなくその目で感じて欲しいという想いから、各作品ともアクセス情報など解説付きで展示します。

 

 

「行ける工場夜景展」っていう企画名がズルイ。そんな、「会いに行けるアイドル」みたいに銘打たれたらどうしたって面白そう。名前通り、「見る」だけじゃなくて「行く」にフォーカスされてるのがすごく伝わってくる展示。

 

壁やパネルに所狭しと貼られた工場夜景は美しかった。工場のライトや無機質で無骨な配管をただ見つめてるだけで楽しい。これぞ機能美!予想以上に夢中になってギャラリーを歩き回る自分がいた。公式サイトで銘打たれてる「リアルSFの世界」っていうコピーみたいに、近未来的な印象を抱くかと思ったけど、工場夜景は幻想的なものも多かった。噴き出す水蒸気で工場に靄がかかったように見える風景は絵本の中のファンタジー世界みたいだ。同行者は暗闇にそびえ立つ工場を「FFみたい」と言っていた。

しかも今回、展示作品を撮影できる!解説付きの作品も多いし、基本的に工場へのアクセス情報(QRコード)付き。至れり尽くせり。QRコード認識のアプリをダウンロードしといてよかったiphone5S勢の自分。

 

一番好きな工場夜景は、和歌山県有田市のJXTGエネルギー和歌山製油所。撮影OKなのでMitsuさんという方のその写真をスマホに収めた。早速待ち受けにしてる。いつか、現地へ行って自分の目で工場夜景を見てみたいと思える素敵な展示だった。「行ける工場夜景展」は6/25まで。